中国・四国地方

古民家をリノベーションした、つい長居してしまうカフェ(徳島市佐古二番町)

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Terrace Cafe Lamp

時を刻んだ古い木材に、シーリングファンはなぜかよく似合う。
古民家をリノベーションしたという『Terrace Café Lamp』は、徳島市の中心地にあたる佐古町でも、ちょっとわかりにくい場所にある。

まさに隠れ家的カフェ。

入り口を数歩入ると、どこかエキゾチックなペイントが目に飛びこむ。なんだか一気に独特な世界へ引き込まれた、と思ったら、その奥にはほっこりと温かな空間が。

クリスマスイヴのこの日。年に一度のこの時だから楽しめる、少しキュンとするクリスマスらしい装飾に、シーリングファンも少し浮足立って回っているように見えた。

Terrace Cafe Lamp

吹き抜けた天井。

この日は天気のいい冬晴れで、南に面した窓からのめいっぱいの日差しはぽかぽかと暖かい。
開放的でとても心地いい。

窓の向こうには、眉山が静かに佇んでいた。

Terrace Cafe Lamp

昭和時代ぐらいの経年数を感じるこの建物。
塗装がされていない無垢な木材が素朴であたたかい。

そして、幸せのシンボルともいわれるツバメのアイテムがちらほらと。
ふわっと見守ってくれているようで、なんだかちょっと幸せな気分になる。

Terrace Cafe Lamp

アットホームでなんだか楽しい気分になるのは、アート感満載の手描きの黒板メニューも理由かもしれない。

カラフルな色彩、さまざまなフォントと絵と写真。多様性で賑やかで、ルールがない感にユルっとする。

さて、そんな黒板を眺めつつ、手描きのかわいいメニューとにらめっこしつつ、本日のランチに選んだのは、”お時間がかかるメニューです sorry”という但し書き付きの「ハンバーグドリア+サラダ」(1280円)と、もっちもち極上生パスタの「カルボナーラ+ミニサラダ」(1210円)。

他にも気になりしばらく迷い、でも今回は断念したのは、[映画 シェフ三ツ星フードトラック始めました]の名作の味を再現したという「キューバサンド+フライドポテト」(1628円)。

次回は訪れる前にまずこの映画を観よう。そして次はきっとこのキューバサンドに決まりだな。うん。

Terrace Cafe Lamp

ほどなくして、かわいいフライパンが運ばれてきた。

こちらのお店人気No.1メニュー「ハンバーグランチ」のドリア版。“お時間がかかるメニューです”というだけあって、丁寧にじっくり作られたのがよくわかる。

自家製トマトソースとクリーミーなホワイトソースがたっぷりと、あっつあつなハンバーグをすべて覆いつくし、香りと雰囲気といい、見るからに美味しそうだ。

ハンバーグは肉汁を逃さないようにしっかり焼かれていたのか、自家製ソースとハンバーグから染み出る肉汁が混ざりあって、とても満足感のある美味しい料理だった。

少しずつスプーンですくって少しずつ口に運んでゆっくり食べ進めても、最後まであっつあつだった、そんな一品。サラダの上のツバメの飾りが、さりげなくかわいかった。

Terrace Cafe Lamp

さてもうひとつのカルボナーラ、これがまたリッチな一品だ。

極上の生パスタを使用しているだけあって、美味しさがたっぷりとパスタに閉じ込められている。

それに加えて歯ごたえがもっちもちなので、濃厚な味ともっちり感だけでも相当満足度が高い。

素材に使われていた自家製ベーコンは、やさしく柔らかい。塩味も風味もちょうどいい。

さらに千寿菊たまごは「黄味が濃厚」というだけあって、とにかく黄色い!ぽってりとコクがあり、黄金色が運気を上げてくれる気がした。幸せの黄金色。

 

Terrace Cafe Lamp

そしてもうひとつ、写真を見て一目惚れしてしまった「白雪姫のアップルパイ」(660円)。

なんてかわいい名前!
そして、なんてかわいいアップルパイ!

たまたまのタイミングで、クリスマス特別ヴァージョンの雪化粧。

やっぱり今日は絶対ラッキーだったと、また運がぐーんとアップるパイ!

綺麗に山型にならんだリンゴはよーく火が通って甘く、塩味の効いたパイと添えられたバニラアイスが一緒になると、口の中はちょっと忙しい。

「サクサクしっとりに加えて、塩甘いと同時に冷あったかい」という、口の中があちこちに駆け回る、贅沢デザートなのでした。

Terrace Cafe Lamp

そんな濃い食事のあとに、あっさりとしたコーヒーをいただきながら、まったりとする。

冬の午後の日差しもともすればポーッと熱くなりがちだが、ほどよく安定した室温は、頭の上で回転し続けるシーリングファンの見事な働きによるものなのかな、と頭に巡る。

ハンターシーリングファンもきっとこうやって、世界中のいろんな部屋を、さりげなくいい環境にしているんだろうなぁ。

そういえば席のすぐ近くにある機会が、ずっと忙しそうに動いている。

コーヒー焙煎機かと思っていたけど、珈琲豆ではないものが入っている様子。

果たしてこれはなにをしているのかな?スタッフの方にたずねると、「ナッツをローストしている」という。そしてニコニコと「煎りたてはおいしいんですよ~」と教えてくれた。

そんなことを言われたら味を見たくて仕方ないではないか。ということで、厚かましくも尋ねてみると、煎りたてナッツを味見させてくださった。

Terrace Cafe Lamp

う~ん、見るからにカリッとしている!

ピスタチオとアーモンド。どちらもとてもこんがりと香ばしそうではないか。

甘い。旨い。こんな大粒で一粒が甘くて食べ応えのあるピスタチオは初めてだ。味付けはしていない。ただローストしただけの、シンプルなピスタチオ。

さらに、カリッとした音とともに甘さがやってくるアーモンド。やや長めのロースト具合なのか、香ばしさが程よく新鮮な食感。湿感が抜けると味が極まるというか。煎りたてはおいしいんですよ~、に納得しきり。

あぁ、こんなナッツがザクザク刻まれて、贅沢に乗っている焼き菓子はきっとおいしいんだろうなぁ、なんて妄想をしていたら、気づけばお買い上げしていたのでした。

Terrace Cafe Lamp

アーモンド50g(300円)、ピスタチオ50g(600円)。

もちろん自家焙煎のコーヒー豆も購入できるようなので、食事前に注文し、帰るときに焙煎したてのコーヒー豆を受け取る、なんてのも楽しそう。

Terrace Cafe Lamp

そして焼き菓子などのスイーツはどれも魅力的。

写真のアソートタルト(3200円税抜)は数量限定のいろいろなタルト。

塩キャラメルアーモンド、ベイクドチーズ、焼きいも、チョコバナナ、抹茶と栗の渋皮煮、オレンジと紅茶、スパイシーラムレーズン、干柿とほうじ茶の8種類がワンホールになっているという(詳細はInstagramの投稿より)。

 

おひとりさまシフォン(880円税込)は、ほろ苦エスプレッソ、はちみつレモン、生クリームとアーモンドなどが選べる。
バスク風チーズケーキ(770円税込)は岩塩がついてくるようだ。
そしてニューオリンズの名物スイーツ「ベニエ」は、外はカリッとしてバニラアイスと共に、5個330円~。

食感、味のバランスを楽しめる、そんなメニューに溢れている。

Terrace Cafe Lamp

テラス席も設けられ、明るく楽しく心地よくゆったりと過ごせるアート感あふれる店内。

美味しさと楽しさが込められたお料理は目も舌も楽しませてくれる。

気さくなスタッフの方々との会話も楽しく、あっというまに時間が過ぎてしまった。

人生の大切な一食。いいお店でいただいたなぁと、満足なランチタイムでした。

Terrace Cafe Lamp

ちょっとわかりにくいお店の目印は、駐車スペース壁にある大きなフラワーの壁画と黄色の扉。

店舗前の駐車スペースは停車位置がわかりにくく、やや停めにくかったので、コインパーキングに初めから停めるのもありかもしれませんね。

お店に入ったら、ついついゆっくりしてしまいますから。

 

店舗情報
Terrace Cafe Lamp
店舗名テラスカフェ ランプ
住所徳島県徳島市佐古二番町2-15
電話番号088-655-8623
営業時間11:00~17:00(L.O.16;00)
定休日
HPhttps://c-fan.club/ssk/toex
この記事を書いた人
Rica
心地いい空間にシーリングファンがあるとつい嬉しくなる。おいしいものとシーリングファンに出逢う旅の記録。
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