中国・四国地方

定食メニューの数に圧倒、丁寧な仕事の和食がいただける食堂(徳島市山城西)

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“ごはん(お米)が食べたいと思って調べてたら見~つけた!“
そんな軽い感じで訪れたのは、看板を見ただけでついにっこりしてしまう『えがお食堂』。

扉を開けると満席!活気に満ちた店内は、素朴で気取りのないナチュラルな雰囲気。温かい賑わい、楽し気な会話、活気のある掛け声とおいしい匂いが入り混じっている。

生成り色にペイントされた清潔感のある鉄骨天井には、さりげなくもしっかりと任務を遂行するダークブラウンのシーリングファンがあった。期待していなかっただけに、出逢えた歓びはひとしお。

満席のため、少しの店頭で待つ間に、と渡してもらったメニューがびっくりする量で驚いた。

『家族定食』10種、『定番定食』17種、『半分半分定食』13種、『豪華御膳』16種、『鳥唐揚げ定食』20種、『丼そばセット』8種、『ゆきちゃんのカレーセット』8種、『ヘルシー御膳』10種、その他にスペシャルメニューが6種に単品メニューが14種、そしてドリンクメニューにテイクアウトの弁当やシフォンケーキ…といった感じで。

迷っても迷っても決められない。組み合わせバリエーションが無限!と思うほどの魅力的な提案満載のメニューに、もう笑うしかない。

とは言っても決めないわけにはいかないので、一番のオススメを訪ねてみる。「人気はやっぱり日替わりでしょうかね~」とのことで、まずは店頭黒板で見つけた「日替わり定食」(730円)を注文することに。

メインの「海老と野菜の天丼」は、海老天はなんと2点!その他にはナス、かぼちゃ、いんげん、芋の天ぷらが乗る。

さくさくの天ぷらにはお出汁がほどよくかけられ、ごはんと天ぷらの間に散りばめられている刻み海苔が、これまたいい香りの手助けをしていた。

小鉢はお出汁が沁みた野菜の煮物、豆腐サラダは天ぷらの口直しにちょうど良く、そしてミニうどんは、澄んだ美味しい出汁に弾力のあるうどんがとても上品な味だった。

和食をおいしくいただくには、出汁さえしっかり取れていればシンプルな味付けで十分だが、逆にそれらが不十分だと味がぼやける調理法だと個人的には思っている。

その点のキメルところがキマッテいると、和食は素材の味を活かす調理法としては最高なものだと思う。

透明できれいなお出汁に、わかめと揚げだけというシンプルなうどん。脇役かもしれないが、丁寧に作られたおいしいうどんだった。

メニューを見ていて惹かれたのは『家族定食』というネーミング。それは食の嗜好や食欲の違いを、上手にわかりやすく分類したあっぱれはネーミングだ。

そしてびっくりしたことは、今私が何を食べたいかと思ったものが、お母さん定食にちゃんとそろっていたということ!

ということで、家族定食の中から「お母さん定食」(950円)が必然で選ばれたのでした。

さて、大きなお膳に乗って運ばれてきた「お母さん定食」。おかずの品数が多かったのにも驚いたが、普通盛りのご飯の量に息を飲んだ。時々食事に行くと思う、普通盛りの「普通」の基準てなんなんだろう...。

さて、ずっしりと重いお茶碗を片手に食事をいただくことにしよう。

サラダのドレッシングはフレンチドレッシングがかかっている(ちなみにお姉さん定食は青じそドレッシング)。

とろとろねっとりのもずく酢は甘くないさっぱり味でおいしい!煮物は出汁が染み込み、カモ肉のようなハムも存在感あり、小ぶりの塩焼きサバにスダチと大根おろしがちゃんと添えられているのも嬉しい。

それだけで立派なメインにもなりそうな揚げ出し豆腐も丁寧な一品。カリッとした衣の食感を残し、濃い目の出汁がいい。

そしてさらにお膳に乗っている具だくさんの茶碗蒸しには、臭みの全くない銀杏が入っているのが嬉しいところ。

みそ汁の温度や美味しさも申し分なく、すべてを丁寧に心をこめて作られているのがよくわかる定食だった。

ちなみにこちら、えがお食堂さんでは「定食をご注文いただいたお客様に限り」ごはんのボリュームが選べ、「小盛り」(20円引き)「大盛り」(プラス20円)「てんこ盛り」(プラスたったの30円)は”マンガ盛り”そのもの!

そしてお代わりの量も選ぶことができ、「半分おかわり」(20円)「ふつうおかわり」(30円)「大盛おかわり」(40円)そして「てんこ盛りのおかわり」はたったの50円でできるという!破格すぎる!!

ごはん大好きの人にとってはまさに天国のような食堂に違いない。

さてお次は『豪華御膳』から「テリマヨ御膳」(1020円)。これがとんでもなく爆発的なボリュームなのだ。

まずメインの鳥の唐揚げは一個が特大!その上にこってりのテリマヨソースがしっかり絡まっているからなおさら満足度が上がる一品。

多分少食女子ならこの唐揚げ一個で十分満足するのでは。

さらに『豪華御膳』がすごいのは、この特大唐揚げ4つのプレートに加えて、メインにもなりそうな刺身、茶わん蒸し、小鉢まで付いてくるところ。

この日のお刺身は、赤身のまぐろに、脂身の多いとろけるようなまぐろ、噛み応えのあるタコに、タタキに調理されていたお魚(種類は不明)。わかめと大根のつまもきれいに作られ、鮮度のいいお刺身だ。

そしてとにかく、普通盛りのご飯の量たるや!

MAXにお腹いっぱになりたかったら、この『贅沢御膳』からのチョイスはお勧めですね。

さて、ここのインテリアは「定食屋」を感じさせない。

重厚感のある黒革座面の、ヴィンテージ感漂う椅子にどっしりとしたテーブル。そこにやわらかい陽射しが注ぎ、適度なグリーンが空気をやわらげている。

おしゃれな洋食を食べられそうな雰囲気なのに、”お家に帰ってきた気分になれる和食”というのが、なんだかいいなぁと感じる。

そしてこのインテリアに控えめなダークブラウンのシーリングファンがちょうどいい。温かみのあるホワイト系と少し暗めなブラウンという組み合わせは間違いのない選択だ。

さてここでちょっと妄想をしてみる(いつもの癖)。

ハンターシーリングファンにあるブラックカラーのケニコットをつけてみるとどうだろう?黒い長めの6枚羽根が広がって天井を占めるのもまたカッコイイのではないかしら。もしくは天井をちょっと主役に、王道のハンターオリジナルなんかも最高にカッコよくなるような気がしてならない。いや~素敵なインテリアに出逢うとついつい、妄想が始まってしまう。。

入り口付近にはテイクアウト用のお弁当も並んでいた。

『ちっちゃいお弁とう』(500円)、『ユキちゃん弁とう』(白米550円、雑穀米580円)。

こちらもおかずの種類が贅沢すぎるほど、たくさん詰まっている。

それからショーケースにはシフォンケーキまでずらり。

食事を終えたお客さんは、その表情から、みなさん大満足で会計を済ませ帰られている。

スタッフの人の笑顔はマスクの下からも溢れ出るほどで、気持ちのいい接客対応をしてくれる。なにからなにまで大満足の、また来たくなる『えがお食堂』でした。

でも今度はご飯の量は少しにしよっと。

店舗情報
店舗名えがお食堂
住所徳島県徳島市山城西2丁目7
電話番号088-624-3970
営業時間11:00〜15:00(LO14:30)
17:00〜22:00(LO21:30)
日曜営業
定休日
HP   https://c-fan.club/ssk/o84g
この記事を書いた人
Rica
心地いい空間にシーリングファンがあるとつい嬉しくなる。おいしいものとシーリングファンに出逢う旅の記録。
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